日常生活で「苦労する」「大変な思いをする」という表現はよく使われます。
インターネット上ではさまざまな英語表現が紹介されているため、どれを使えば良いのか迷うことがあるでしょう。
この投稿では、一番一般的に使われる表現を紹介します。
苦労することを表す主な英語表現
以下の「I have…」から始まる表現が最も一般的です。
- I have a hard time ~ing.
- I have a difficult time ~ing.
- I have a tough time ~ing.
- I have trouble ~ing.
「Hard」「difficult」「tough」の意味に大きな違いはありません。
どの表現を使っても問題ありません。”I have trouble” は単独で「困っている」という意味になりますが、後に続く “~ing” 形式の動詞を加えることで「~するのに苦労している」という意味になります。
ここで紹介されている各表現は、どれも「苦労している」という意味合いです。
したがって、どれを使用しても大きな違いはありません。
また、”~ing” 形式の動詞を追加することで、表現がより具体的になります。
例文:
- I have a hard time understanding difficult grammar. (複雑な文法を理解するのに苦労します。)
- I have a difficult time waking up early in the morning. (朝早く起きるのが大変です。)
- I have a tough time remembering people’s names. (人の名前を覚えるのが苦手です。)
- I have trouble focusing on my work. (仕事に集中するのに困っています。)
これらは日本語で「苦労」「大変」「苦手」「困る」と訳されていますが、基本的に同じ意味を表しています。
英会話をする際は、細かい点にこだわり過ぎず、自分にとって言いやすい表現を選んで繰り返し使うことが大切です。そうすることで、英語を自分のものにしましょう!
“I struggle to…” という表現も使われます
“I struggle to…” もまた「苦労する」という意味で使われます。”Struggle” は辞書で「苦労する」の他に「もがく」「苦闘する」と定義されています。
これらの表現は、苦労の程度がより深いことを示す場合がありますが、実際には上述した表現とほぼ同じ意味合いで使用されます。
唯一の違いは、”struggle” の後に続く言葉が to不定詞であることです。
例文:
- I struggle to wake up early in the morning. (朝早く起きるのが苦手です。)
- I struggle to concentrate for long periods of time. (長時間集中するのが苦労します。)
- I struggle to express my thoughts clearly in English. (英語で自分の考えをはっきりと表現するのが難しいです。)
- I struggle to keep up with my fitness routine. (フィットネスのルーチンを続けるのに苦労しています。)
- I struggle to make new friends in a new city. (新しい街で新しい友達を作るのが大変です。)
これらの表現には大きな違いはありませんので、あまり気にせずに使ってください。”I have…” で始まる表現がより一般的に使われるため、”I struggle to…” は理解できる程度に留めておくのも良いでしょう。
“It’s hard to…” で軽い困難を表現
「苦労する」ほどではないが、「ちょっと大変」と感じる状況を表現したい場合は、”It’s hard to…”、”It’s difficult to…”、”It’s tough to…” などのフレーズが便利です。
これらの表現も似た意味合いを持ちますので、どれを使っても問題ありません。
例文:
- It’s hard to see the screen. (スクリーンが見にくいです。)
- It’s difficult to learn a new language as an adult. (大人になってから新しい言語を学ぶのは困難です。)
- It’s tough to get here. (ここにたどり着くのに大変でした。)
まとめ
日常英会話で「苦労する」や「困難」を表現したい時には、「I have a hard time ~ing」、「I struggle to…」、そして「It’s hard to…」というフレーズが有用です。
これらは困難や挑戦を表す際に一般的に使われる表現で、意味合いはいずれも似ているため、どれを使用しても適切です。
ただし、苦労の度合いに応じて使い分けることも可能です。例えば、「I struggle to…」は最も困難を強調し、「I have a hard time ~ing」はその中間、「It’s hard to…」は比較的軽い困難を示すといった具合です。
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