“do” は非常に汎用性があり、様々な文脈で使用されます。しかし、Do の基本イメージは「何かの作業」をしている動作です。この基本イメージを覚えておくとdoの使い回しができるようになります。
doを用いる状況は掃除、家事、身ごしらえ、運動、スポーツ、芸術、仕事、学問などがあります。
一つ一つ例文を見ていきましょう。
doの使い方と練習を兼ねている動画を作成しましたのでぜひご覧になって下さい。
詳しい詳細はこの投稿で確認お願いいたします。
掃除・家事でのdo
掃除や家事をする事は日常的な作業なのでdoを多く用います。
do the laundry.
(洗濯をする。)
do the chores.
(家事をする。)
do the dishes.
(皿洗いをする。)
do the gardening.
(庭の手入れをする。)
身ごしらえでのdo
身ごしらえする上で、doに置き換えれる言葉があります。
しかし、全てが置き換えれるわけではないので気をつけましょう。
例えば、take a shower とか shaveはdoと置き換える事は出来ません。
do my nails.
(爪の手入れをする。)
do my hair (Set my hairとも言える)
(髪の毛を整える。)
do my make up (Put on makeupとも言える)
(化粧をする。)
スポーツのdo
球技のスポーツは英語ではplayで表現します。
しかし、球技以外のスポーツはdoで表現します。
例えば、日本伝統格闘技、柔道、剣道、空手は全部doで表現します。
do Judo.
(柔道をする。)
do Kendo.
(剣道をする。)
do Karate.
(空手をする。)
do aerobics.
(エアロビクスをする。)
do yoga.
(ヨガをする。)
運動を表すdo
do sit-ups.
(腹筋をする。)
do push-ups.
(腕立てをする。)
do jump rope.
(縄跳びをする。)
do calisthenics.
(ラジオ体操をする。)
do cardio
(有酸素運動をする。)
do strength training.
(筋トレ) *work outとも言える。
日本芸術を表すdo
do a flower arrangement.
(生け花をする。)
do calligraphy.
(習字をする。)
do tea ceremony
(茶道をする。)
仕事を表すdo
仕事を表すためにdoはとても役に立ちます。
例えば、人の職業を訪ねる時にWhat is your job?と聞くより、What do you do? と尋ねる方が自然です。
doが本来「作業をする」という意味があるので、What do you do? だけでも仕事のことだと理解されるのです。
自分の仕事を詳しく伝えたい時に [do + 職種]で伝えます。
do accounting.
(会計をする。)
do marketing.
(マーケティングをする。)
do sales.
(営業をする。)
do office work.
(事務をする。)
学校の作業を表すdo
do my homework.
(宿題をする。)
do a class project.
(クラスプロジェクトをする。)
do research.
(研究をする。)
何かの作業が上手に出来た時に用いるdo
何かを上手に出来た相手に褒める時にdoを使って褒めます。
例えば、You did well!とか、You did great! と言います。
自分から「頑張ります」と言いたい時にI’ll do my bestとよく訳されますが、実はこれは「頑張るけど、結果は保証できません」と言う意味合いになります。
I’ll do my best または、do your bestと言う時は気を付けましょう。
You are doing great!
(うまく出来てるよ!)
You did well.
(うまくやったね!)
Well done!
(よくやった!)
*お肉の焼き状態(よく焼けた)と言う意味でも使う。
doneの使い方
doneはdoの過去分詞です。do-did-doneです。
過去分詞は現在完了形と受け身の時に用います。
過去分詞は形容詞の様な働き方をする事が多いことも理解しておきましょう。
そのため、「済んだ」「終わった」と表現したい時にdoneを用います。
I haven’t done my homework yet.
(宿題をまだ済ませていません。)
I’m done with my work.
(仕事が終わった。)
The construction is done.
(工事は終わった。)
It’s almost done.
(あと少しで済みます。)
Get +目的語 + done
よく「やってしまう」、「片付けてしまう」と表現する時に用います。
I’ll finish it というより、I’ll get it doneと言った方が自然です。
I’ll get it done. (やっておきます。)
まとめ
doの汎用性が高いことを理解していただけたでしょうか? do の基本イメージを覚えておくことによって、doのさまざまな使い方を覚えやすくなるはずです。「何かの作業」であることを覚えておきましょう。
さまざまなdoの使い方を覚えれてか日本語を英語にしてみましょう。回答は日本語の下に載せてあります。勉強に役立てていただけると嬉しいです。
日本語を見た瞬間、英語が口から出てくる様になるまで繰り返し練習しましょう。
1. リビングを掃除機かけるので、寝室はやってくれない?
2 あと少しで終わるので、待っていて。
3. 今日50回腹筋をしました。
4.宿題まだ終わってない。ヤバイ。
5. よくやったね!
6. 仕事は会計をしています。
7. 私は小さい時から空手をしています。
8. 起きたばかりなので、今から髪をセットします。
答え
1. I’ll vacuum the living room so can you do the bedroom?
2. I’m almost done so can you hold on.
3. I did 50 push-ups today.
4. I haven’t done my homework. That’s really bad.
5. Well done! (You did well!)
6. I do accounting for my work.
7. I’ve been doing Karate since I was little.
8. I just woke up so I need to do my hair.
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