こんな日本語フレーズを英語でどう言うかご存知ですか?
- 「死ぬかと思った!」
- 「てっきり会議は今日だと思っていた。」
- 「彼らが結婚していると思っていた。」
- 「こんなに大変だとは思わなかった。」
これらは英語で簡単に表現できます!
使用する表現は「I thought I was going to…」、「I thought for sure…」「I never thought…」です。
これらのフレーズを覚えておくことで、様々な状況での表現が可能になります。
「思った」を英語で表現-I thought I was going to
「I thought I was going to…」は、英語で「~すると思った」という意味で使われます。この表現は、過去に何かが起こると思ったが、実際には起こらなかった、または予期していたことが異なる結果になった状況を示すときに使用されます。
言い換えると、何かが間近に起こりそうだと信じていたが、実際にはそのような事態には至らなかったときに使う表現です。
- “I thought I was going to be late for the meeting.”(会議に遅れると思った。)
- “I thought I was going to fail the exam.”(試験に落ちると思った。)
- “I thought I was going to miss the train.”(電車に乗り遅れると思った。)
- “I thought I was going to lose my job.”(仕事を失うと思った。)
- “I thought I was going to fall when I slipped.”(滑った時、転ぶと思った。)
- “I thought I was going to see you at the party.”(パーティーであなたに会えると思った。)
- “I thought I was going to be too nervous to speak.”(話すのに緊張しすぎてしまうと思った。)
「~だと思った」を表現 -[I thought (過去形S+V)]
「~すると思った」という表現に対し、単に「~だと思った」と表現したい場合は、”was going to” を使用しない過去形の文を用います。
例えば、「I thought we had more time」というフレーズは、話し手がもっと時間があると考えていたが、実際には時間が少なかったり、期限が迫っていたりすることに気付いた時に使われます。
つまり、このフレーズは自分が最初に思っていたことと異なる事実が明らかになった時に用いられます。
- I thought I was going toは何かが起きるまたは、自分が何かをする予定だと思っていたが違った結果になった事を表現します。
- [I thought (過去形S+V)]の形式は、自分が思っていた事実とは異なる状況や結果を表現する際に使われます。
- I thought she spoke French. (彼女がフランス語を話すと思っていた。)
- I thought he liked coffee. (彼がコーヒーが好きだと思っていた。)
- I thought they went to the same school. (彼らが同じ学校に通っていると思っていた。)
- I thought they were married. (彼らが結婚していると思っていた。)
- I thought he was happy at his job. (彼が仕事で幸せだと思っていた。)
「てっきり~だと思った」- I thought for sure….
I thoughtにfor sureを付けると「てっきり」という表現がつけ足されます。
「I thought for sure…」は、このフレーズは、「てっきり~だと思った」という意味で、非常に確信を持っていたが、予想と異なる結果になったことを示します。
- I thought for sure I locked the door. (てっきりドアに鍵をかけたと思っていた。)
- I thought for sure I left my phone here. (てっきり私の携帯をここに置いたと思っていた。)
- I thought for sure the meeting was today. (てっきり会議は今日だと思っていた。)
- I thought for sure it was going to rain. (てっきり雨が降ると思っていた。)
「思わなかった」を英語で表現 – I never thought…
I never thought は I thought の真逆フレーズです。何かが起こるとは考えもしなかった、または何かについてある特定の考えや意見を持っていなかったことを意味します。
少し大袈裟な訳し型ですが、「こうなるとは夢にも思わなかった!」と表現したいときに用います。
例えば、2024年1月1日に地震がありました。まさに、I never thought an earthquake would occur on New Year’s day!
- I never thought I would win the lottery. *(宝くじに当たるとは思わなかった。)
- I never thought she would say yes. (彼女が「はい」と言うとは思わなかった。)
- I never thought I was going to see you again. (もう二度とあなたに会えないと思っていた。)
- I never thought it was going to be this hard. (こんなに大変だとは思わなかった。)
- I never thought I was going to live in a foreign country. (外国に住むことになるとは思わなかった。)
- I never thought I could run a marathon. (マラソンを走れるとは思わなかった。)
* was going toの代わりにwouldが使われる場合があります。意味的には大きな違いはありません。
まとめ
「I thought」という表現について詳しく説明しました。
このフレーズの共通点は、実際の結果が自分の当初の期待や想定と異なっていたということです。
日常生活で自分の予想と異なった経験を振り返ってみましょう。そして、この表現を使って自分の文を作成してみましょう。
実際の会話で役立つフレーズは、話す際にスムーズに出てくる表現です。
これを実現するには、まずフレーズを知識として覚えること、次に自分の文章を作成すること、そして最後にその文章をどのように自分の話に取り入れるかを考えることが重要です。
例として以下のような短いストーリーを作ってみましょう:
“Rushing out the door, I realized I didn’t have my phone. Panicking, I returned home and searched everywhere. ‘I thought for sure I left my phone here!’ I said, but then I found it in my bag.”
このように自分のストーリーを様々なテーマで作成することで、文法力や語彙力を高めることができます。
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