「It is形容詞to」と「It is形容詞that」の重要性と実践例

感情や状態を表す際に最も頻繁に使われる表現が “It is…”  から始まるフレーズです。 

特に「It is形容詞to」と「It is形容詞that」は、日常英会話で頻繁に登場します。

これらの表現を使いこなすためには、基本的な形容詞を理解することが重要です。

以前投稿では、最もよく使われる形容詞について詳しく紹介していますので、

ぜひご覧ください。

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この投稿では「It is形容詞」を用いた二つの構文を紹介します。

どちらも英会話において必須の構文であり、頻繁に使われるため、しっかりと理解し、実践できるようにしましょう。

二つの構文は:

  1. It is + 形容詞 +to不定詞
  2. It is + 形容詞 + that  SV
目次

It is 形容詞to不定詞の使い方

日本語にすると「~することは、形容詞だ」という意味になります。この文は一般的な事を表現するのに適していることを覚えておきましょう。

基本的な形容詞を使って多くの文を作ることが需要です。

例えば、 「important (大切だ)」という形容詞を使ってみましょう。

皆さんにとって何をすることが大切かを考えてみましょう。

例えば、

  • 運動すること。
  • 毎日英語を勉強すること。
  • いつもスマホを持っていること。
  • 十分な睡眠をとること。
  • 健康的な食事をすること。

Important一つの形容詞をとってもさまざまな文が思いつくと思います。

  • It’s important to exercise. 
  • It’s important to study English every day. 
  • It’s important to have your smartphone all the time. 
  • It’s important to get enough sleep. 
  • It’s important to eat healthy meals. 

他にも、「fun (楽しい)」という形容詞を使ってみましょう。

何が「楽しい」か考えてみましょう。

例えば、

  • 友達と会うこと。
  • YOU TUBEを見ること。
  • 英語を学ぶこと。
  • 仕事をすること。
  • スノーボードをすること。

It’s fun to…で表現すると:

  • It’s fun to see friends. 
  • It’s fun to watch YOU TUBE. 
  • It’s fun to learn English. 
  • It’s fun to work. 
  • It’s fun to go snowboarding. 

最も頻繁に使われる形容詞の例文を見ていきましょう。

  • It’s easy to learn. (学ぶのは簡単です。)
  • It’s hard to believe. (信じるのは難しいです。)
  • It’s necessary to practice. (練習することが必要です。)
  • It’s possible to succeed. (成功することは可能です。)
  • It’s interesting to read. (読むことは興味深いです。)
  • It’s difficult to explain. (説明するのは難しいです。)
  • It’s nice to meet you.  (初めまして。)
  • It’s bad to lie.  (嘘をつくのは良くない。)
  • It’s useful to send a message by LINE. (LINEでメッセージを送ると便利だよ。)
  • It’s not safe to walk home alone. (一人で歩いて帰るのは危ないよ。)

いかがでしょうか?これらの形容詞を使って、様々なto do表現が思い浮かぶでしょう。

大切なのは自分で文を考え、実践することです。

そうすることで、It is + 形容詞 +to不定詞の構文が自然に身につきます。

上の例文では一般的なことを指す表現です。例えば、It’s fun to learn. (学ぶことは楽しい。)という文は、多くの人は学ぶことが楽しいと認識している一般論になります。しかし、これをより個人的な文にするには、「for 人」を入れることで一般的なことから個人的な文になります。

例えば:

  • It’s fun for me to learn. (私にとって学ぶことは楽しいです。)
  • It’s important for her to study English. (彼女にとって英語を勉強することは重要です。)

このように、具体的な対象を入れることで、文をより個人的なものにすることができます。

It is too 形容詞to不定詞

上の文と関連して形容詞の前にtooを加えると「~することは~過ぎる」という文ができます。

この文は現象的はことに対して不満を表現することに適しています

例えば、

  • 「外に出るには、暑過ぎる。」→ It’s too hot to go outside.
  • 「買うには、高過ぎる。」→ It’s too expensive to buy.
  • 「するには、難し過ぎる。」→ It’s too difficult to do .

いかがでしょうか、とてもよく使う表現だと思いませんか?

もう少し、例文を見ていきましょう。

  • It’s too early to wake up. (起きるには早過ぎます。)
  • It’s too late to start. (始めるには遅過ぎます。)
  • It’s too cold to swim. (泳ぐには寒過ぎます。)
  • It’s too loud to concentrate. (集中するにはうるさ過ぎます。)
  • It’s too dangerous to travel alone. (一人で旅行するには危険過ぎます。)
  • It’s too far to walk. (歩くには遠過ぎます。)
  • It’s too heavy to carry. (運ぶには重過ぎます。)

It is形容詞thatの使い方

この文型では、形容詞の後にはto不定詞ではなく、that 文を続けます。to不定詞の場合は一般的なことを表現するのに適していて、that文はより具体的または個人的なことを表現するのに適しています。

*上の文で述べたように、[It is + 形容詞 to不定詞]の文に「for 人」を加えることで、より個人的な文にすることができ、[It is形容詞that文] と同じ内容になる場合もあります。しかし、多くの文は[It is形容詞that文]でしか表現ができません。例文を見ながら学んでいきましょう。

  • It is important that we finish this project on time. (このプロジェクトを時間通りに終わらせることが重要です。)
  • It is certain that they will come.  (彼らが来ることは確実です。)
  • It is strange that he didn’t call. (彼が電話をしなかったのはおかしい。)
  • It is likely that it will rain tomorrow. (明日雨が降る可能性が高いです。)
  • It is possible that she forgot.  (彼女が忘れた可能性があります。)
  • It’s obvious she likes you.  (彼女があなたを好きだということは明らかです。)
  • It’s  surprising that he passed the exam.  (彼が試験に合格したことは驚きです。)
  • It’s too bad that we missed the train. (私たちが電車を逃したことは残念です。)
  • It’s amazing that you can speak 3 languages! (3ヶ国語は話せるなんて素晴らしい!)

まとめ

「It is形容詞to」、「It is too 形容詞to」、「It is形容詞that」の三つの文章を学びました。

簡単にまとめると:

  • 「It is形容詞to」は一般的な事を表現します。
  •  「It is too 形容詞to」は特定の現象に対する不満を表現するのに適しています。
  • 「It is形容詞that」は具体的または個人的なことを表現するのに適しています。

この文法を身につけるためには自分の文を作成することが重要です。

その際にはまず上記の文から形容詞を学びましょう。

例えば、

  • It’s easy to …
  • It’s dangerous to….
  • It’s possible that….

そしてその後に様々なto 不定詞やthat 文を続けてみましょう。自分で文を作ることによって、この構文に自然と慣れることができるでしょう。作った文は英会話で使ってみましょう。

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